玄関の鍵が開かない・かかりづらいなど玄関鍵の不具合にお悩みであれば鍵屋へご連絡ください。開かなくなってしまった時の開錠はもちろんお手のものですし、調子が悪くなった時点でご連絡を頂ければ清掃・調整・修理で簡単に復旧可能な場合もあります。鍵の交換が必要な場合にはお住まいに最適な鍵をプロの目で判断し的確にアドバイスをいたします。現場に駆けつけた担当者のお見積りした作業内容と金額にご納得がいかない場合にはキャンセルされても問題ありません。その場合でも出張費・お見積り費・キャンセル料はかかりませんのでお気軽にご連絡ください。従来のピンシリンダー錠に変わって普及してきている、複雑な形状で防犯性の高いディンプルキーの修理・調整も対応可能です。
玄関鍵の不具合の殆どは鍵の変形や汚れ、鍵穴への異物のつまり、それらによってシリンダー内が摩耗・変形することで引き起こされます。修理方法はまず鍵自体に変形がないか確認し汚れなどを綺麗に拭います。ディンプルキーは歯ブラシなどを使用して丸いくぼみにゴミを残さないようにします。シリンダー側にゴミなどが詰まっている場合には分解清掃となるため業者に任せたほうが良いですが、ご自身で出来ないこともありませんので自己責任で行ってください。次にシリコン系の潤滑剤を鍵穴に吹き付け鍵を何度か抜き差しして完了です。注意点としては絶対に鍵専用の潤滑剤を使用することです。油分の含まれる潤滑剤を使用するといずれ油が埃を固めてしまい逆効果になります。特にディンプルキーへ油性潤滑剤を使用した場合は事態がとても深刻になりますので絶対に避けてください。
ディンプルキーは一般的なピンシリンダーの10倍以上ピッキング耐性が強くなっていますが、これは内部のピンの数が多いことが大きな理由です。一般的なピンシリンダーが1列6ピンなのに対し、ディンプルキーは3列18ピン、中には5列26ピンという製品もあります。単純なピン数は3、4倍ですがピッキングではこれらのピンを同時に操作しなくてはならないため、不正開錠の難易度が格段に高くなるということです。このようにディンプルキーは非常に精巧に作られることからホコリ等による影響を非常に受けやすく、鍵が抜けなくなるトラブルの多くは油性潤滑剤の注入を原因としています。
汚れた状態で使用し続けた場合、ディンプルキーは精度の低いギザギザ鍵ではあり得ないほど耐用年数が短くなることもありますのでくれぐれも注意してください。