最近自動車へのLED(発光ダイオード)ライト取り付けが流行っていることをご存知でしょうか?いわゆる「キーリング照明」「イグニッションキー照明」と言われるもののことです。最近はリモコンキーやキーレスエントリーが多くなってきているとはいえ、現在もイグニッションキーでエンジン始動する自動車はたくさんあります。夜間や薄暗い駐車スペースなどでエンジンキーの鍵穴が見つけにくくてお困りであればLEDライトを取り付けてみましょう。
イグニッションキーを挿す鍵穴の回りに付いているリング状の照明のことをいいます。一般的にドア開閉スイッチと連動させますが、残光ユニットというエンジン停止時にLEDがゆっくり消えるコンデンサが入ったタイプもあります。入手方法としては純正品が各メーカーから販売されていますし、自作用部品としてはエーモンなどがLEDパーツを販売しています。ホームセンターの自動車パーツコーナーなどで部品を入手して自作することも可能ですが、ドアの開閉と連動させるには電源をルームランプやカーテシーランプ(サイドドアの内側下部にある足元を照らすランプ)から取る必要があり、ステアリング回りの部品の取り外しなどが必要なケースも有ります。意外と大掛かりな作業となるのでDIYに慣れた人でないと取り付け作業は難しいかもしれません。
配線の面倒や費用的なことを考えると、単純にLEDライト付きのキーホルダーを使う手もあります。100均などで手軽に手に入るためなんといっても安いですし、めんどくさがりの方には最もお勧めできるチョイスです。ソーラーパネルとリチウムイオン電池を内蔵し電池・充電が不要なものや、光量のあるミニLED懐中電灯がキーホルダーになっているタイプもあります。LEDライトキーホルダーであれば様々なデザイン・機能・価格帯で販売されていますので、自分の好みに合ったものが自由に選択可能です。また自動車のイグニッションキーの頭に取り付ける、ボタン電池を内蔵したシンプルなキーカバータイプタイプのLEDライトも販売されています。これは鍵の頭部分にあるスイッチを押している間だけ発光します。キーを差し込む方向に光りますので、いつもの様にキーを握った状態で鍵穴が探せるというとても使い勝手の良い物となっています。こちらも500円前後からありますので、キーホルダーのジャラジャラが嫌いな人には特にお勧めできます。